新住協は、特定の営利団体からは独立した開かれた高断熱技術研究機関です。高断熱を基本性能とした住宅技術を研究開発し、オープン工法として公開、提供しています。「新住協」の正式名称は「新木造住宅技術研究協議会」といいます。
新住協は、室蘭工業大学名誉教授の鎌田紀彦先生が代表理事となり、全国に807社の会員が在会しております(2020年現在)。

会員である工務店・設計事務所・建材メーカー・建材販売店・大学や公共研究機関が参加し、住まいづくりの実践現場と研究機関が係わり、活きた情報を交換することで革命的な住宅技術を開発してきました。その技術は、独り占めすることなく、お互いに分かち合うことで、より安価で高品質な汎用技術へと育ててきました。

高断熱が生んだ家づくりの理念

「誰もが良質な住宅に求められる社会環境をめざして」 これが新住協の理念です。

新住協は、特定の企業や団体に偏向する事なく、その技術をフランチャイズにすることも
なく全てオープンな技術として公開しているのは、それが理念の実現に繋がると考えるからです。

変遷・成果

新住協は、長年に渡り在来木造の性能向上に務めてきた新在来木造構法普及研究協議会が
母体となり、拡大発展して誕生しました。平成16年特定非営利活動法人、その後平成
27年4月に一般社団法人として新たなスタートをしました。

オイルショックを機に、北海道ではセントラルヒーティング(全館暖房)の快適な生活を
維持できる家の実現に向けて、住宅の断熱化の研究が行われました。
しかし、断熱材を厚くしても、断熱サッシを使用しても家が暖かくならない、灯油消費量が
減らない、と思うような結果がでませんでした。そればかりか、住宅の土台や柱が腐るよう
な現象が起きたのです。その原因は、在来木造工法の構造にありました。その原因を改善
した改良工法を開発したのが、当時室蘭工業大学の助教授だった鎌田紀彦先生です。
改良工法は驚くほどの成果を発揮し、「新在来木造工法」と名付けられ工務店から工務店へ、
瞬く間に北海道全域から東北、新潟、長野に広がりました。それが、新住協の始まりです。
以後、産学官が一体となり研究、開発、実践、検証が繰り返し行われ、今日の高断熱高気密
住宅が確立されました。

新住協は、これまでの研究により、多くの技術・建材機器を開発してきました。
工法(全てオープン工法) 
新在来木造工法 ボード気密工法による新在来木造工法 ​2×4工法の高断熱化 付加断熱 古民家の高断熱再生 真壁の高断熱技法・デザイン 断熱耐震同時改修工法 燃費半分で快適に暮らせるQ1.0住宅

建材・機器の開発
 床下放熱式暖房 パイプファンによる換気システム 高開口サッシ 外構・収納システム 屋根断熱気密層スペーサー 断熱改修気流止め圧縮グラスウール 熱計算プログラムQPEX

北海道から東北、関東、信越、中部、関西、中国・四国まで全国に広がり、各地域に支部がありそれぞれの地域に根差した工務店や設計士などが会員として活動しています。
一般の方も会員になることができます。
ご興味のある方は新住協のウェブサイトをご覧ください。
>> 新住協ウェブサイトへ